毎日同じじゃ楽しくないっ・楽しいこと見つけよう!


by you-to-you
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どちらも正。

サヤカとピース。
どちらも、障害を持って生まれ、だけどとても逞しく生きています。
違った形の「愛情」を受けて。

サヤカの生活する高崎山は自然公園です。たくさんのお猿さんたちは飼育されてはいません。ここでは訪れる人々の案内役などを兼ねた「監視員」さんたちのお世話になります。あくまでもお猿さんたちは野生のお猿さんとして「監視」をされているだけなのです。
サヤカは去年、人間でいえば「高齢出産」の初産を迎えました。手が生まれつき不自由なサヤカは、難産の末産まれた我が子を抱き上げることができませんでした。このままでは赤ちゃんが死んでしまう。だけど、この出産を見守った監視員さんたちは決して手を貸すことはないのです。野生の動物の生態である以上、人間が手を貸すことはしないのがここでの暗黙の決め事です。「サヤカ、抱かんかっ!」と言う監視員さんの声が響きます。これが精一杯の手助けなのです。涙が止まりませんでした。でも、苦渋のそして例外的な処置が取られました。心を鬼にした監視員さんが、サヤカを威嚇したのです。出産直後のサヤカの母性を利用しました。監視員さんに威嚇を受けたサヤカは「子供を守る」ために、不自由な手を伸ばして子供を胸に抱え上げました、そして仲間の待つ山へ消えて行きました。出産で使い果たした体力で、そして子供を胸に抱いて。

だけど、翌日いつものように山を降りてきたサヤカは一人でした。赤ちゃんはいません。
監視員さんたちは「これでよかったんだろうか」と今も考えるそうです。

反して白熊ピースの暮らすのはとべ動物園。ピースはここで産まれました。だけどピースのお母さんは育児放棄。ピースは飼育員さんやたくさんのスタッフの手で、暗中模索の難しい人工飼育によって立派に大きくなりました。赤ちゃんピースは自分のことを人間だと思っているようです、飼育員さんに甘え、叱られ、褒められて、その成長ぶりは笑い泣きの連続です。

今年も生死の境をさまよう病気をしたものの、スタッフの努力によって元気になり、動物園のアイドルとして元気な姿をみせています、よかった♪

さて、サヤカとピース。正反対の環境で生きる。彼らの胸の内は私にはわからないけれど、きっと幸せだよね。世の中は人間だけが作って生きているんじゃない、文字や数字でのお勉強が全てじゃない。私が知らなかったことがいっぱい。監視員さんと飼育員さん、その他のスタッフの方々。世の中にこんなキレイな心の人がいるんだろうか、と思うばかりでした。きれいごとや、楽しいことばかりじゃ成り立たない人生だけど、弱いものいじめや自分の子供を殺す大馬鹿悪魔たちと同じ人間であるということすら信じられません。

ああ、なんか時々私のアタマにも血が廻る時間があるんだわね~~。
と、雨の休日、ぼやっとグダグダ(T_T)
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by you-to-you | 2006-07-17 10:50 | 日々のこと